2006-02-28 ■ ――体は松屋で出来ていた 血潮は味噌汁で 心は紅しょうが 幾たびの豚汁を越えてやけど ただの一度もお残しはなく ただの一度もお財布にやさしくない 彼の者は常に独り 定食メニューで大盛に酔う 故に、栄養バランスに意味はなく その体は きっと松屋で出来ていた 牛丼と豚丼を交互に食べる毎日。